明けましておめでとうございます。
「未来の医者は薬を用いず、人間の構造、食事、そして病気の原因、予防に注意を払うようになるだろう」と予見した発明王トーマス・エジソン(1847-1931)は、「人間の魂はエネルギーであり、宇宙の一部である」と考えていたのだそうです。「患者が治療者に身体を治してもらうという考えから、人間が本来持っている、自分の身体を整えて元気になる力を発揮させることを目的」として活元運動(野口整体)の普及に努めた野口晴哉 (1911-1976)...
「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」は、宮沢賢治 (1896-1933)『農民芸術概論綱要』の序文にある言葉。それに続く文章には、「自我の意識は個人から集団社会宇宙と次第に進化する」とあります。
「人間の中には絶対的な友愛の衝動が存在する」と言った R・シュタイナー(1861-1925) 物理的なつながりは無かったと思いますが、これらの偉人たちは、今から約100年前の同じ時期 (1911-1925)に重なって生き、非常に似通ったヴィジョンを見ていた、あるいは、同じソース(源)から情報を受け取っていたように思えてなりません。
そして100年後の現代は、リセット™「自律運動による心と体の自己回帰法」のベース理論となっている「多重迷走神経論」を提唱するポージェス博士はもちろんのこと、私たちの周りの多くの方々が、
「より人間らしいつながりや分かち合いの社会」こそ人間の進化の道であること。
「こころや身体の健康は、元々私たちが持っている力」であり、「幸せは、人間の本質」であることを、確信し、異口同音に話し始めているように思います。
予防医学療法研究会の顧問(www.jpmi-reset.com/about-us/)のお一人である池田和子先生の年頭の言葉には、「誰もが健康であることが当たり前なのです。 本当は健康であることが当たり前なのです。
2017年はさらに予防やセルフケアに力を入れて病院へ行く人を減らします、「患者」と呼ばれる人を減らします。誰もが持つ自然治癒力を最大限に活かすサポートをいたします。
自分のなかにある健康力を目覚めさせましょう。」とあり、2017年は、これらの新しい(100年前に予見されていた)概念が、一般的な考えとして広く浸透していくであろうことに、静かなワクワクを感じています。