誰にでも起こる、ネガティブな思考(Automatic Negative Thoughts / ANTs = アリ)は、気分を乱し、気持ちを台無しにし、人間関係を壊し、自尊心を低下させ、力を奪い取る厄介者。嫌なことが頭から離れず繰り返し考えてしまう、過去のことばかり、あるいは先の心配ばかりしてしまう、今に集中できない、幸せを感じられない、美しいものを見ても感動しない、頭がスッキリしない、考えがまとまらない…そういった症状を持った方の多くが、このアリに頭を巣食われてしまっているようです...
思考が生まれるには、神経を伝わる電気信号や化学物質(ホルモン)などの生物学的な基礎があり、それが深部辺縁系を刺激し、感情や行動に影響を与え、身体の健康状態にも影響しています。
ネガティブな思考が始まると、怒りや悲しみを感じやすくなり、不機嫌になり、いじわるになり、身体は不快感(筋肉が緊張したり、心臓がドキドキしたり)を覚え、それがさらに辺縁系を刺激して、ネガティブ思考の渦に巻き込まれて、次第に心も体も人生も壊れてしまいます。
逆に何かいいこと、幸せや感謝について考え始めると、気分が明るくなり、楽観的になり、人に親切にしたくなり、身体はリラックスして、呼吸も深くなって、健やかさを感じ、人生の質が向上してきます。
選べるなら、もちろん後者を選びたいと思いますが、何しろAutomatic(自動的)なので、気づかないことが、まず問題。
2月5日(日)ワークショップ@銀座SessionⅡ(リセット™+変容のためのミニ講座)では、このアリ(ANTs)に気づく簡単な方法と、スイッチを切り替えて思考を好きな方向に癖付けする方法をお伝えします。
リセット™ワークショップ@銀座の詳細:https://www.jpmi-reset.com/workshop/ginza/