「疲れ」「疲労」と言う言葉には、あまりいい感じはしないのですが、「疲れ」は、とても大切なシグナル、体の声に他なりません。もし「疲れ」を感じなかったら私たちは、死を迎えるまで活動し続けてしまいます。
どう見てもお疲れなご様子、目の下はクマ、お肌もくすんで、背中も触れるとバリバリに凝り固まっているにもかかわらず、聞くと「いいえ、疲れていません。肩こりもありませんし、あまり眠らなくても大丈夫なんです」なんて言い張る人にお会いすることがあります。
実を言えば、かつての私がそうでした。気力だけで体を無理やり動かしていて、もはや疲れも感じないし、熱を出す余力も無い。過労で倒れた人の話を聞くと、「私はまだ倒れていないのだから大丈夫ってこと。もっと頑張らなきゃ」と考えていた程です。(ヒドイな…)
15歳から65歳の人を対象にしたあるアンケート調査では、回答者の約6割が「疲労」を感じ、そのうちの6割が慢性疲労を訴えていたといいます。
慢性疲労は、休息をとっても疲れが抜けず長期にわたって疲労を感じ続けるもので、その状態が6か月を超えるようになると慢性疲労症候群という病名がつきます。
「疲れ」は、主観的な訴えで症状も様々、漠然としていて正体がつかみにくいものですが、近年では研究によって脳と疲労の関係性が見えてきました。
慢性疲労を抱える人の脳は、同じ作業をしても健康な人の脳より疲れやすく、意欲、計画性、創造性などをつかさどる前頭前野が委縮して、セロトニンなどの神経伝達物質(ホルモン)の生成も減り、うつに陥りやすい状態です。
「疲れた」ときは、身体を休めるのと同時に、「神経」とその司令塔である「脳」を休めなければ疲れは取れません。ストレス発散と考えてとる行動、飲食やレジャーも、内容によっては、逆に疲れの上塗りになることもあります。
リセット®は、やさしい呼吸と動きで身体を芯からほぐして、自律神経の働きを整え、脳の疲れを取り去るように働きます。
GWを前に、新年度の緊張からくる「神経の疲れ」、知らず知らずのうちに溜まった「心と身体の疲れ」を芯からすっきりと取り除いて、フレッシュなエネルギーが生まれてくる源にスイッチを入れてくれる頼もしい見方リセット®をお試しください。一度覚えたら、いつでもどこでも一生セルフケアとして使えますよ。
5月のリセット®定例ワークショップ@銀座は、連休最終日の7日(日)です。
13時からのセッション1は、リセット®をセルフケアとして習得していただくための講習会。 14時10分からのセッション2は、リセット®セッション+人生に変容をもたらすためのヒントを得る実践的なミニ講座をご提供しています。
*5月のミニ講座の内容は、リセット®と心~「感情を選ぶ」がテーマです。 感情に振り回されるのでなく、我慢するのでもなく、意識的に好ましい感情を選択する。人間にはその力があります。その力をご一緒に使ってみましょう。お楽しみに!
5月7日(日) リセット® 定例ワークショップ@銀座
13:00~14:00 SessionⅠ: リセット®
14:10~15:40 SessionⅡ: リセット®と心「感情を選ぶ」
場所: 銀座 漢方天クリニック 10階
https://www.jpmi-reset.com/workshop/ginza/
5月13日(土) リセット® 月例クラス @田園調布
日時: 16:30~17:30 場所: 田園調布長田整形外科
https://www.jpmi-reset.com/workshop/denenchofu
リセット® ベーシックとアドバンストレーニング
5月27日(土)・28日(日) ベーシック in 東京部
6月17日(土)・18日(日) ベーシック in 愛知県
7月28日(金)~30日(日) アドバンス in 長野県