がん専門医ステファン・アインホルンは「親切な行動ほど『利己的』な行動は他に無い」と北欧で社会現象となった「やさしさ学」の中で書いています。人に親切にしたほうが、<自分ために>良いと言っているのです。
欲しいもの、人に期待することがあったら、それを実現させる一番の方法は、自分がその源(ソース)になること。
優しく、親切にされたかったら、自分から誰かに優しく、親切にする。困った時に助けてほしかったら困っている人を助ける。自分の努力を認めてほしかったら、他の人の努力を見つけて認めて、感謝する。一人ぼっちで寂しいときは、孤独そうな人に声をかける…。
与えた相手から、それが直接返ってくるということではなくて。物理的な見返りとは関係なく、他者に与える、貢献するという行為そのものから自分の中に生じる満足感こそが、限りなく私たちを幸せにしてくれるわけです。
つまり、日本では昔から言う「情けは人のためならず」ということなのですね。
実際セロトニンなどの幸せを感じさせるホルモンは、人に親切にすると多く放出されます。世界中の宗教の教義に「人に親切にしなさい」という教えが含まれているのには、この理由があるのでしょう。
何らかのモノや行為を求める理由は、それがあれば「幸せになれるはず」と思うからですが、それなら望むものが他者から与えられるのを待っているより、今、ここから「どうやったら人に与えられるだろう?」と考え始め、実際の行動に移すことで、今すぐダイレクトに「幸せ」を感じるほうがずっと確実で早道です。
親切にした結果、相手が喜んだり、感謝されたりするとは限りませんが、実はそれも必要ありません。今、目の前に人に親切にしよう、役立とうと考えている間、そうしているとき、あなたの脳内には、すでに幸せホルモンが大量に放出され、あなたは自分で自分を幸せにしているのですから。
「人に親切にするのには勇気がいる」という人もいますが、リセット®をしていると、そんなことを考えるまでもなく自然に行動に移せる気がします。そもそもリセット®するだけで自然とやさしい笑顔になりますから、意図しなくても、すでに和顔施(わがんせ/やさしい微笑みをもって人に接する)が出来ているのですね。
特別なことじゃなくていいのです。「今日、最初に目の合った人に笑顔で挨拶する」と決めて、今日、今から、自分で自分をハッピーにしましょう!世界の平和のために。(^-^)
リセット® ワークショップ
7月1日(土) 月例クラス @田園調布
日時: 16:30~17:30
場所: 田園調布長田整形外科
https://www.jpmi-reset.com/workshop/denenchofu
7月2日(日) 定例ワークショップ@銀座
13:00~14:00 SessionⅠ: リセット®
14:10~15:40 SessionⅡ: リセット®と心
*SessionⅡは、残席少々
場所: 銀座 漢方天クリニック 8階
https://www.jpmi-reset.com/workshop/ginza/
リセット® トレーニング
6月17日(土)・18日(日) 愛知県 ベーシック
7月28日(金)~30日(日) 長野県 アドバンス
9月09日(土)・10日(日) 東京都 ベーシック
https://www.jpmi-reset.com/therapist-training/